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『天声人语』2010年0128通缩下百货商场
时间:2010-03-14 20:07:58  来源:咖啡日语原创  作者:华南虎

100128通缩下百货商场

お正月の福袋売り場の熱気は記憶に新しい。どのデパートも押し合いへし合いの盛況になった。だがコラムニスト天野祐吉さんの筆は辛い。「福袋が売れるんじゃない、福袋しか売れないのだ」という知人の言を、小紙連載の「CM天気図」に書いていた。

新年里福袋(译注:内装多种打折商品的袋子。)卖场的热烈气氛令我至今仍记忆忧新。那时,每个百货商场里都是人山人海,拥挤不堪。然而,专栏作家天野佑吉的笔触却颇为辛辣,他在本报连载的《CM天气图》中引用了朋友的话:“哪是福袋卖得好,是只有福袋才卖得动啊”。

「福袋を買うのはモノを買うのではない。福袋を買うというコトを買うのだ」という天野さんの目も鋭い。福袋の季節にだけ、デパートはかつての祝祭的な空気を取り戻すようだ。

“购买福袋不是购买物品。只是购买‘买福袋’本身而已”——天野先生的目光也十分犀利。确实,只有在福袋销售期间,百货商场才似乎又回复了节日的气氛。

デフレの下、百貨店業界を覆う雪景色はきびしい。怒濤(どとう)のような安値の商品に押され、去年の売り上げは24年ぶりの低さに沈んだ。閉店の動きが各地で相次ぐ。東京の銀座でも、名所の有楽町マリオンから西武有楽町店が消えることになった。

通缩之下,百货行业所呈显出的雪景实在是令人不寒而栗。在怒涛般的廉价商品的冲击下,去年的销售额落到了24年来低谷。各地的店铺倒闭现象接连不断。就连东京的银座,西武有乐町店也从著名的有乐町玛丽欧消失了。

フランク永井の低音で「有楽町で逢(あ)いましょう」が流行(はや)ったのは53年前になる。開店したそごう東京店のイメージソングだった。時代は変わり、その建物にいまは家電量販店が入る。歌の碑が一昨年、マリオンの前に設けられた。

法兰克永井用低沉的嗓音吟唱的“相约有乐町”流行于53年前。曾是崇光东京店的广告曲。时过境迁,如今,家电大卖场已进驻了那幢建筑。前年,玛丽欧商厦前,立了一块歌曲纪念碑。

買い物は、ただカネとモノの交換ではあるまい。期待と満足。包みを抱えて帰る喜び。作る人売る人との縁……。思えば豊かな行為である。なのに昨今、そのふくらみが細ってしまった寂しさがある。

购物,绝不仅仅是金钱和物品的交换。还是一种期待和满足。是大包小包地抱回家时的喜悦,是顾客与制造者、零售商的缘分……。细想起来,这是一种内涵十分丰富的行为。然而,这种内涵近来已大幅缩水,令人倍感凄凉。



〈デパートに百円ショップ出店せりやがてデパートもここで売られむ〉栗木京子。作った人の生活が立ちゆくのか、心配になるほどの安値でモノが売られている。買う方とて、その安さの先に希望は見つけにくい。社会も暮らしもちぢこまっていく体感が冬の列島を締めつける。

“百元店(译注:全场商品的单价都是一百日元的商店。)竞开在大百货商场/大百货商场自身的出售/还会遥远吗?”栗木京子。商品的价格低得惊人,直叫人担心:那些制造商还能不能维持生活?即便是顾客,在这样低廉的价格上也难以看到今后的希望吧。如今,从社会到人们的生活,一种不断蜷缩的感觉正在勒紧冬天里的日本列岛。





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一.法蘭克永井 (フランク永井,1932年03月18日~2008年10月27日),是日本的心情(ムード)歌謡歌手,本名為永井清人,宮城縣志田郡松山町(今大崎市)人。以獨特的低音魅惑了許多人,為歌謡界留下偉大的足印。
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