『天声人语』2010年0218老少相争的自民党
时间:2010-03-14 21:12:00 来源:咖啡日语原创 作者:华南虎
100218老少相争的自民党 「春秋」とは歳月のことを言い、転じて年齢をさす。「春秋に富む」とは若くて将来が長い意味だが、昨今はご高齢に向けて使う誤用も多いそうだ。それは皮肉かと、言われた方は面食らう。齢(よわい)を重ねた人には「春秋高し」という言い方がある。 “春秋”是指岁月,转义为年龄,而“富于春秋”这个词是说年纪尚轻,今后的人生还相当漫长,可听说最近将该词误用在老年人身的情况较多。听到的人不知道对方是否在挖苦自己,往往会不知所措。其实,对于年岁已高者自有“春秋已高”的说法。 その「高し」と「富む」が、自民党内でせめぎ合っているようだ。野党転落で檜(ひのき)舞台の減った重鎮たちが、テレビ中継される国会審議に活路を求め、「質問させろ」とやる気満々なのだという。いきおい若手のチャンスは減って、ぼやきの声が止まらない。 如今,自民党内部的“已高”与“富于”们正在激烈争斗着。据说那些因降格为在野党而减少了出风头机会的大佬们,在国会审议的电视直播上找到了出路,一个个气势汹汹,纷纷提出质问。这么一来,就剥夺了那些憋足了劲的少壮派崭露头角的机会了,引来了一片牢骚之声。 5日と8日の衆院予算委の中継時には、質問者10人のうち6人が、派閥領袖(りょうしゅう)ら当選8回以上だった。電波少年ならぬ電波高年というべきか。「人気回復には世代交代が必要なのに、自分だけは別と思っている」と若手は手厳しい。 在5日和8日这两天的众院预算委会议直播时,10个提问者中有6人曾经当选过派系老大8次以上。这不能算是“电波少年(译注:日本的一个人气电视节目名。)”,或可称之为“电波老年”吧。但少壮派的批评也毫不留情:“说什么恢复人气必须实行新老交替,却总以为自己是例外的”。 たしか徳川夢声だったと記憶する。芸について、「自分と同じぐらいのうまさと思ったときは相手の方が数段上」と言っていた。自分を見る目は誰しも甘い。年齢もしかり。自分と同じ年格好に見える人は、実際には何歳か若い場合が多いそうだ。 记得德川梦声(译注:1894—1971,日本相声艺术家、小说家。)说过,在艺术方面,“当你觉得别人和自己不相上下时,其实那人已经比自己高出一头了”。因为谁都一样,看自己总是比较宽容的。在年龄方面也是如此。据说,看起来和自己年龄相仿的人,实际上往往要比自己年轻几岁的。 自民の重鎮には、「春秋高し」ではなく、まだまだ「春秋に富む」心意気の人が多いのだろう。一概に悪いことではない。重鎮という鍋ぶたを吹き飛ばす、若手の噴火力があればいいだけの話である。 看来在自民党大佬之中,很多人觉得自己并非“春秋已高”,还处在“富于春秋”的阶段吧。当然,这也并非一定是坏事。只要少壮派具备了能够掀掉大佬这个锅盖的火力就行。 きのうは谷垣総裁が、中継付きの晴れ舞台、党首討論に挑んだ。飛距離の出ないスキーのジャンプを見るようだった。若手の目にはどう映っただろう。野党第1党の生命力が萎(な)えてはいないかと、気にかかる。 昨天,谷垣总裁(译注:自民党总裁。)在电视直播的盛大“舞台”上来了一场党首讨论。可人们看到的似乎一次没多少飞行距离的跳台滑雪。不知道在少壮派眼里有是个什么景象?叫人担心的是:这个在野第一大党的生命力是否已经枯萎了? |