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『天声人语』2010年0226丰田听证会
时间:2010-03-14 21:19:23  来源:咖啡日语原创  作者:华南虎

100226丰田听证会

   日本の自動車史で初の純国産といえるのは、トヨタ自動車が1955(昭和30)年に出したクラウンだろう。3年後には、左ハンドルにして米国に輸出された。だが、パワー不足のうえ壊れやすいと不評を買い、退散の憂き目に遭う。

  在日本的汽车发展史上,要说首款纯国产车,估计就是丰田汽车公司在1955年(昭和30年)推出的皇冠了吧。三年后,将方向盘改到了左边后该车出口到了美国。然而,得到的评价却是动力不足并且容易坏,结果大败而归。

以来半世紀、「TOYOTA」は信頼のブランドに育った。その頭上に輝く「品質の王冠(クラウン)」が今、ずり落ちかけている。冠を両手で支えるようにして、豊田章男(とよだ•あきお)社長が米議会の公聴会に出向いた。トヨタ車の不具合をただす、自動車の国の「お白州」である。

  在以后的半个世纪中,“TOYOTA”就被培育成了可信赖的品牌。如今,这顶“质量的皇冠”却滑落下来了。丰田章男社长似乎为了用双手扶住这顶皇冠,出席了美国国会的听证会。而该听证会简直就是这个汽车王国审问丰田车缺陷的公堂。

「すべてのトヨタ車に私の名がついている。お客様に安心してほしい気持ちは誰よりも強いのです」。眼鏡の奥の、少しおびえたようなまなざしは、誠実さゆえと受け止められただろうか。

  “所有的丰田车上都有我的名字。因此让客户放心的意愿,我比谁都强烈”。他那眼镜后面略显怯懦的眼神,能被人理解为真诚吗?


この国の自動車は日々の生活に欠かせぬ移動手段だ。技術陣には言い分もあろうが、自らの「足」に裏切られた米国民の怒りは想像に難くない。航空にせよ食品にせよ、客の命を預かる企業はつくづく怖いと思う。品質に失望したユーザーらの言動は、この上ない逆宣伝となる。

  在那个国家里,汽车是一种日常生活中必不可少的交通工具。技术上的探讨另当别论,被自己的“脚”出卖了的美国国民的愤怒是不难想象的。这让人深切地感受到,航空也好食品也好,这些与客户的生命密切相关的企业的可怕之处。对质量感到失望的用户的言行,就是最强烈的反宣传。

ホンダを興した本田宗一郎は、社名にわが名を冠したことを生涯悔やんだ。片や豊田喜一郎は同族経営の米フォードに親近感を抱いていたという。その孫の章男氏は、一つ間違えば世襲をとやかく言われるハンディを負う。

开创了本田公司的本田宗一郎,一生都在为将自己的名字用作公司名而后悔。而据说丰田汽车创始人丰田喜一郎,对家族经营的美国福特公司十分有好感。如今,他的孙子章男正处在一个极为不利的地位,只要他走错一步,就会引发人们对世袭制的非议。

公聴会は政治ショーのにおいが強いが、トヨタの振る舞いには日本ブランド全体の信用がかかっている。社長以下、いく重もの緊張感を信頼回復のバネにしていくしかなかろう。冠を頂く者の宿命である。

  此次听证会,政治秀的味道很浓,因而丰田的表现事关日本品牌的整体信誉。从社长到全体员工,除了将深深的紧张感化为挽回信誉的动力,估计也别无他法了吧。因为这是戴“冠”者的宿命。

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