『天声人语』2010年0303冬奥会与太阳旗
时间:2010-03-14 21:28:43 来源:咖啡日语原创 作者:华南虎
100303冬奥会与太阳旗 雪と氷が舞台ゆえに、札幌も長野も、冬季五輪の記憶は決まって白地によみがえる。浅田真央、上村愛子、小平奈緒、チーム青森……。女子ばかりで恐縮だが、選手団の帰国を節目に、バンクーバーの興奮も白い紙に包んで胸に納めよう。 由于是冰和雪是其舞台的缘故,在札幌、长野的银色大地上重又燃起了对冬奥会的回忆。浅田真央、上村爱子、小平奈绪、青森冰壶队……。尽是女性不免令人汗颜,可我们还是借这些选手们归国的机会,将温哥华冬奥会的兴奋用白纸包裹起来收藏在心中吧。 金メダルなしの戦績には、それぞれ思いがあろう。橋本聖子選手団長は「国の支え」を訴えた。選手たちにも「国家事業として五輪に臨むという姿勢を再確認してほしい」と伝えたそうだ。 对于未获金牌的战绩,估计各人的想法也各各不同的吧。桥本圣子团长呼吁“国家的支持”。据说,她对选手们也表示了“希望重新确认作为国家事业参加奥运会的姿态”的意思。 「銅を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」。東京都知事の石原慎太郎さんは、ご本人言うところの惨敗にあきれ、「国家の心意気」を求める。「国家という重いものを背負わない人間が、いい成績を出せるわけがない」と。 “得了个铜牌就欣喜若狂了,没见过这么傻的国家”。东京都知事石原慎太郎先生对其本人所理解的惨败感到失望透顶,并要求具有“国家气魄”。他说,“不能肩负国家重托的人,不可能赛出好成绩”。 国を挙げての育成や強化はいい。ただ、五輪が国威発揚の場になっては、最高レベルの肉体の競演に水を差す。日の丸に燃えても、背負って押しつぶされては元も子もなかろう。ほどほどに国を意識する、しなやかな精神がほしい。 倾全国之力加以培养和强化固然是好。只是,如果奥运会成了宣扬国威的阵地,那么最高水准的肢体表演也将有所逊色。即便是为太阳旗而拼搏,但如果不堪重负而被压垮的话,也就鸡飞蛋打了吧。因此,还是希望具备国家意识适中的灵活精神。 ロシア代表としてフィギュアのペアに出た川口悠子さんは、日本国籍を捨ててまで夢を追った。「日本のためとか、ロシアのためではなく、自分が好きだから滑っています」と話すのをテレビで見て、爽快(そうかい)だった。 作为俄罗斯代表出赛的双人花样滑冰选手川口悠子,为了追逐梦想甚至抛弃了日本国籍。“并非是为了日本或俄罗斯,是因为自己喜欢才滑的么”,在电视上看到她这么说,我感到十分畅快。 真央さんは「金妍児(キム・ヨナ)選手には現役を続けてほしい。やはり一緒に試合に出て、しっかりと勝ちたい」と語る。私たちが心に刻むのは、個々の選手の笑顔や涙、正直な言葉である。オリンピックは国家間ではなく、選手間の競争だ。日の丸は、白い思い出に透けて見えるくらいがいい。 浅田真央说:“希望金妍儿继续活跃在体坛上。我还是希望能跟她一起参加比赛并胜过她”。留在我们心中的是每个选手的欢笑或眼泪,以及真诚的话语。奥林匹克是选手之间而非国家之间的竞争。太阳旗,能够透过银白色的回忆而看到它也就可以了。 |