100311机场热
若手芸人のネタに、バス停を毎日少しずつ動かし、2年で家の前まで持ってくるというのがあった。「武勇伝」をまねる気はないが、大雨の日は戸口からバスに乗りたくもなる。バスから電車に乗り継ぐ人は、バス停が駅ならいいのにと思うだろう。
有这么一个演艺新人的笑话:他将公交车站每天移动一点距离,两年后就移到了自己的家门口。我虽不想模仿电影《武勇传》中的这个情节,可遇上下雨天也很希望在家门口就能坐上公交车。坐了公交还要转乘电车的朋友,估计是希望公交车站就是电车站的吧。
現実には、駅が乱立することはない。停車してばかりの路線では交通が滞るし、そもそも建設費が許さない。ところが、空に目をやれば採算そっちのけの「我田引港」が続く。乱立のトリを飾って、国内98番目の茨城空港がきょう開港する。
在现实之中,是不会随意设置电车车站的。因为老是停车交通容易堵塞,再说建设经费也不允许这么做。可是,当我们将目光投向天空时,就会发现不顾赢亏地争取“我家机场”的好戏尚未落幕。国内第98家机场——茨城机场今天开航,上演了一场滥建机场的压轴戏。
定期便はまずソウル、次いで神戸に1日1往復ずつ。成田や羽田が近すぎ、客足を案じる大手の航空会社は飛びたがらない。首都圏三つ目と言えば聞こえはいいが、バス停に電車をとめた印象はぬぐいがたい。
定期航班首推首尔,其次是去神户的当日往返。由于离成田机场或羽田机场太近,大型航空公司担心客源不足都不愿飞。首都圈内第三家,听起来似乎不错,可总给人一种公交车站上停电车的感觉。
自衛隊の基地に滑走路を足した共用空港だ。税金の無駄と言われた静岡より安上がりだし、旅客ターミナルも倹約を旨とする。だが、格安航空会社とチャーター便が頼りでは先の需要が心細い。
这是个在自卫队基地上增加了跑道的公用机场,与被人批为浪费税金的静冈机场相比是相当便宜的,候机楼也崇尚简朴。然而,将宝压在廉价航空公司和包机上的经营理念,不免令人对其市场前景担忧。
国土交通省によると、08年度の利用実績が過去の予測に届いた空港は、羽田など8港だけだった。見通しの半分にも満たないところが33ある。空港欲しさゆえ、あるいは滑走路を増やすため、計画に合わせて予測をこしらえたらしい。
根据国土交通省统计,2008年度机场实际使用率达到之前预测水平的,只有羽田等8家机场。连预测的一半都未达到的倒有33家。看来所谓的预测是出于机场建设额欲望,或是为了增加跑道,总之是迎合建设计划而炮制出来的。
茨城も、年81万人の当初予測に対し20万人そこそことされている。空港近くに住み、韓国や神戸にちょいちょい行く人にとっては、戸口からバスが出るような便利さに違いない。そのバスはしかし、ほとんどの納税者を素通りし、イバラの道を行くことになる。
茨城机场的预测利用人次也从当初的81万缩水到了近20万。对于住在机场附近,且常跑韩国或神户的居民来说,其便利程度无疑就像在家门口坐公交车一样。只是这辆公交车将不理睬大多数的纳税人,自顾行驶在满是“茨(荆棘)”的道路上。