您当前的位置:首页 > 学习资料 > 翻译习作 > 翻译探讨
『天声人语』2010年0317拉面大战
时间:2010-03-18 20:13:51  来源:咖啡日语原创  作者:华南虎

100317拉面大战

  初代林家三平さんに、三軒並んだラーメン屋の小咄(こばなし)がある。右端が「日本一うまい」と看板を出すと、左端は「世界一」できた。困った真ん中のおやじ、寝ないで考えたのが「入り口はこちら」。そんな爆笑王の高座を思い起こす異聞が、福岡から届いた。

第一代林家三平(译注:落语家。)有个讲三家并排着的面店的小段子。说是右边一家挂出了“日本第一鲜”的招牌后,左边那家立刻就挑出了“世界第一鲜”的幌子。这下子中间这家的老板就头痛了,他花了一个晚上终于想出了“由此进入”的高招。最近,从福冈县传来的一则奇闻让我又想起了这位笑星的演出场景。

博多ラーメンの「元祖長浜屋」は、麺(めん)だけのお代わり、替え玉発祥の店として知られる。袂(たもと)を分かった元従業員らが昨年末、向かいに「元祖ラーメン長浜家(け)」を開いた。4月には、そこの一人が「元祖長浜家」を近所に出すという。

卖博多拉面的“元祖长浜屋”因首创剩汤添面——替玉(译注:客人吃一碗面不够时,可以在剩汤里加面,不加汤和叉烧等浇头。这样就不算两碗面的价格了。还有在吃大碗汤面时,碗底的面泡在汤里的时候过长后会变粗变软嚼着没劲,而在可以“替玉”的面店里吃时就可以在汤里先放一半面条,吃完后再放另一半,当然这时还是算一碗面的价钱的。)而闻名于世。可在去年年底,分道扬镳了的老伙计竟在其对面开了一家“元祖拉面长浜家”。又听说,那个店里的一个伙计在4月份,要在附近再开一家“元祖长浜家”。

三つの「元祖」がトンコツで競うことになる。あつれきを承知でそう名乗るからには、あとの二つも腕に覚えがあるのだろう。三平師匠ならずとも「もう大変なんすから」である。

三家“元祖”就要用豚骨(译注:博多拉面的汤主要是用豚骨熬制的,而拉面味道的好坏主要取决于高汤。)来展开激烈竞争了。明知会有冲突还要起这样的店名,想必后两家对自己的手艺也是颇有自信的吧。我虽不是三平先生,也要说句“这下可了不得”先了。

麺とスープ、具だけの作りなのに、ラーメンほど深く研究されている外食はない。職人たちは独自の味を追い求め、行列のできる店がテレビや雑誌で紹介される。食べ手にも、一口すするだけでダシを当てる達人がいる。

说起来拉面也就是面、汤和浇头这几样东西做成的,可还没见哪样简餐像它这样被人深入研究过呢。面师傅们追求着自己的一招鲜;门前排队的面店会被电视、杂志大肆炒作;而在吃客之中,也有抿一小口汤便能说出道道来的高人。

行列の元祖といえば、つけ麺を考案し、業界で神様と呼ばれる大勝軒(たいしょうけん)(東京)会長山岸一雄さんだろう。理想の一杯を素朴に語っている。「毎日食べても飽きがこなくて体にもいい。成長期の子どものための栄養満点のスープであったり……」。鬼の異名をとるラーメン店主、佐野実さんとの対談だ。

说到门前排队的拉面元祖(鼻祖),就该是琢磨出“浸汤面”(译注:这种面,面条和汤料分盛在两个碗里,吃的时候夹起面条在汤料里浸一下再送到嘴里。),在这一行里被人尊称为“神”的大胜轩(东京)会长山岸一雄了吧。在和有着“鬼”之别名的面店老板佐野实对话时,他用朴素的语言描述了理想中的一碗面:“天天吃也吃不厌,并且有益于健康。汤料则要具有发育期孩子所需的所有营养……”。

元祖を争う伝統と、目新しさを競う情熱、そして神も鬼もいる話題性が、この国民食の爛熟(らんじゅく)を支えているらしい。どんぶりの中に広がる、数百円の小宇宙よ。日本人の舌は、つくづく勤勉だと思う。

争夺元祖(鼻祖)所体现出的传统性,标新立异的热情,以及“神”、“鬼”皆有的趣味性,似乎就是这一切把这种大众食品推到了登峰造极的境地。这种只有几百日元的食品,却是一个展现在汤碗中的小宇宙。使人深刻感受到日本人的舌头是多么的勤劳。

相关链接:

  博多拉面(博多ラーメン)主要是福冈县福市制作,以豚骨汤及细面为原料的日本拉面。特征是乳白色的豚骨白汤。博德拉面与札幌拉面和喜多方拉面并列为日本三大拉面。

更多经典原创译文请进入》》》》》》》


咖啡日语 Ver.7 Created by Mashimaro