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天声人语 20110112 风光不再的滑雪运动
时间:2011-01-14 16:51:22  来源:  作者:reiuka2

风光不再的滑雪运动
2011年1月12日(水)付
 レルヒ少佐の名を知る人は多くないだろうが、雪国の新潟ではなかなかの人気者だ。ゆるキャラの着ぐるみも登場した。日本人にスキーを教えた旧オーストリア・ハンガリー帝国の軍人で、その記念すべき初指導からきょうで100年になる。
       听说过雷尔希少校名字的人可能不多,不过,他在雪国新泻可是大名鼎鼎,甚至成为由人扮演的吉祥物娃娃。他是教授日本人滑雪的原奥地利(奥匈帝国)军人,今天是纪念他第一次授课100周年的日子。
   雪中戦でのスキー活用を考えた陸軍の要請だった。今の上越市での「初滑り」は悲惨で滑稽だったらしい。頭から深雪に突っ込み、足だけ天に突き出してもがき――屈強ぞろいの陸軍兵もへとへとだったと伝わる。のちに国民的レジャーとなるスキーの、原点の日である。
       当时,陆军考虑到将来可以在雪中作战时派上用场,于是将他请来教士兵滑雪。看来在现在上越市所进行的日本人的“处女滑”可以说是悲惨而滑稽的:脑袋栽进深深的积雪中,只剩下两条腿露在外面向着天空乱蹬。据说当时弄得连平日以顽强著称的陆军士兵也精疲力尽。这一天就是后来发展成国民娱乐的滑雪运动发祥的日子。
   上越市ではきょう、レルヒ像への献花や「日本スキー発祥の火」の採火がある。「レルヒさんカレー」もお目見えするなど地元は盛り上がっているそうだ。しかし、スキー人気はこのところ下降線をたどっている。
       上越市今天将举办向雷尔希塑像鲜花及采集“日本滑雪发祥之火”的火种等活动。据说当地还将推出雷尔希咖喱饭,可谓热闹非凡。然而,滑雪运动近来人气日益下滑却是不争的事实。
   何より若い人が行かなくなった。車や外国への興味が薄れたのと同根だろうか。それとも寒さを嫌う「巣ごもり派」が増えているのか。スキー列車やスキーバスのにぎわいも、今は昔の話らしい。
       特别是年轻人不爱去了。这跟跟现在年轻人对车和国外的兴趣淡薄属同一现象呢,还是讨厌寒冷的“宅男宅女”增多了的缘故呢?那种滑雪列车、滑雪大巴上人满为患的热闹情形似乎也已经成为传说了。
   レルヒ少佐の故国オーストリアも事情は似ているそうだ。五輪メダリストが数多(あまた)のスキー王国だが、昨今は「古い、寒い、退屈」と若者に敬遠されている。泉下の少佐は嘆いていようか。スキー関連は主力産業だけに懸念はひとしおらしい。
       听说在雷尔希少校的祖国奥地利也有类似的情形发生。在这个冬奥会夺牌选手众多的滑雪王国,近来年轻人认为滑雪运动“过时、寒冷、无趣”从而敬而远之。雷尔希少校九泉之下看到这情景大概也会摇头叹息吧。尤其是滑雪相关产业是该国的支柱产业,这更让人深感不安。
   山へ、釣りへ。ガールは外に飛び出すが、ボーイが引きがちなのが気にかかる。〈滑降は縦横無尽…でもないが 遥(はる)かなり白馬の青春の空〉三枝コウ(コウは昂の左下が工)之。何十年ののち、いまどきのボーイは青春の空をどこに回想するだろう。
       去爬山、去钓鱼。今天,女孩子纷纷走出家门,但男孩子却有越来越宅的倾向。这情形让人担心。“飞奔下滑,纵横无尽……那是遥远回忆中,白马青春的天空。”(三枝昂之)。几十年后,现在的男孩子回想的青春的天空,将会是哪里的呢?


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