醉酒驾驶,害人害己
2011年2月16日(水)付
どんな悪さも、見て見ぬふりは心の健康に障る。やっぱり注意すべきだった、なんという弱虫かと、自己嫌悪を引きずることもある。悪くすると心の問題では済まない。
那种无论看到什么丑恶现象都佯装不见的行为其实是对心理健康极为不利的。有时它会让一个人总想:当时真应该警告他的,我真是个胆小鬼啊从而导致产生自我厌恶的现象。如果继续恶化下去的话就不仅仅是心理问题了。
3年前に埼玉県で起きた交通事故で、飲酒運転の車に同乗していた2人に、懲役2年の実刑判決が出た。危険運転を助長した罪である。「一回りしましょうか」と提案した泥酔の運転者(35)は、もう懲役16年で服役している。
近日,在一起发生在3年前埼玉县的交通事故中,与醉酒司机同车的两个人被判处有期徒刑两年。罪名是纵容危险驾驶。而那位提议“我们去兜一圈吧”的喝得烂醉的司机现年35岁,被判处16年徒刑,现在已经在服刑了。
時速100キロ以上で対向車2台にぶつかり、ご夫婦が亡くなった。5時間近く昼酒を共にした40代の同乗者は、2人とも運転者の職場の先輩だった。裁判員たちは「たやすく止めることができた」と断じている。止めないのは手を貸したも同じだと。
肇事车辆以超过100公里的时速撞向两辆反方向开来的车,导致一对夫妇死亡。两名40多岁,与肇事司机同车的人是跟司机同一公司的前辈,三人大白天在一起已经喝了近5个小时的酒。陪审员一致裁定两人“本可以阻止司机驾驶”。没有阻止就等同于帮凶。
脇見や居眠りと違い、飲酒運転は意志の力で撲滅できる。それゆえ罪深い。遺族が交通犯罪と憎み、厳罰を求めるのは当然だろう。自分と同乗者、家族、そして誰より見知らぬ人の命や人生。それらを危うくしてまで必要な「一回り」など、ありえない。
与分心和打瞌睡不同,醉酒驾驶是可以凭意志力避免发生的,因此其罪孽也更深重。受害人家属视其为交通犯罪,深恶痛绝,要求严惩也是理所当然的。有即使威胁到自己、同车人、家里人,还有素不相识的人的生命和人生还要去做的“兜一圈”吗?
されど人間は弱い。中学生の息子を乗せた車でひき逃げ事故を起こし、妻に身代わりを頼んだ警察官が静岡市で逮捕された。妻は警察に事実を語り、呼び出された夫からは酒気が検出されたという。職業人として、夫や父として、だれかに殴ってほしかろう。
然而人总是懦弱的。最近,一名警官在静冈市被捕。他开车载送上初中的儿子时撞人后逃匿,还让妻子顶包。据说,他妻子向警察道出实情,他被传唤到警所后被检出曾喝了酒。作为一名职业警官,为人夫为人父,他大概是想找抽吧。
語呂が崩れても、この標語は継ぎ足したい。〈飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、乗せるな、飲ませるな〉。殴ってでも止める覚悟はありや。それでも聞かなければ、その車の四方から鉄格子が下り始める。さっさと降りて通報だ。
虽然不太押韵,我还是想给这条标语补充补充。“喝酒勿驾驶,驾驶勿喝酒,勿让喝酒人驾车,勿劝人喝酒。”看到有人醉酒驾驶,你有胆量揍他一顿阻止他开车吗?如果这也不能奏效,那就开始在那部车四边放下铁栏栅。这是让他赶紧下车的警告。