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犹豫不决的引退
2012-3-27
様々にある引退の中で最も潔いのはお相撲さんだろうか。場所中でもすぱりと辞める。だが勝負の世界ならずとも、重責を担った人の引退表明は重い。撤回は気恥ずかしいはずだが、さてこの人はどうか。
在各式各样的引退当中,相扑手的引退大概是最简单的,有时甚至在比赛场上就可以直接宣布。然而不是竞技比赛的选手,而是身担要职的人要发表引退声明就必须十分慎重了。如果发出声明后又撤回去的话将是非常丢脸的。不知下面这位仁兄此刻是何感觉。
政府の原子力安全委員長、班目(まだらめ)春樹氏の引退表明がぐらついている。「精神的に限界」だと今月末での辞意を明かしたが、その後、「パッと本音を言ったが、他の委員の慰留を受けた。国会同意人事でもあり……」と後退した。
政府原子能安全委员会委员长班目春树还在是否引退的问题上摇摆不定。之前他已经申明由于“精神方面极度疲惫”而定于本月底辞职,然而后来又说“我表达了自己的心意后,其他委员纷纷挽留。此外还有国会人事审议的问题……”似乎又回心转意了。
新組織の原子力規制庁が4月1日に発足し、安全委は廃止されるはずだった。だが法案が審議入りできず、組織替えの日程はめどが立たない。それを知りつつ辞意を表明したのだから、かなりお疲れには違いない。
本应新机构原子能规控厅4月1日开始运作,原子能安全委员会就撤销的。然而该法案迟迟未能进行审议,机构变动的日程表也无法制定。班目是在了解这些的情况下提出去意的,想必也是心力交瘁了。
班目さんは震災後の官邸の「主役」の一人だった。当時の菅首相に「起きない」と断言した原発の水素爆発が起きた。首相から「俺の相談相手はほかにいないのか」と酷評されている。苦い日々だったろう。
班目是大地震后政府内阁的“主角”之一。他对当时的菅首相断言“福岛核电站决不会发生氢气爆炸”,而结果却发生了。他被首相狠批道“没其他人可以跟我商量了吗?”。想必班目那段日子肯定很不好过。
委員会は廃止を控え、委員長は先に辞意表明。それでも先週は、福井県の大飯原発の再稼働に向けた国の審査を認めた。審査をした原子力安全・保安院も廃止の予定だ。つまり安全神話を作り上げてきた旧弊まみれの組織が、再稼働の歯車を回している図になる。
原子能安全委员会撤销在即,委员长之前也表示要辞职。然而上周,福井县的大饭核电站的恢复运转却得到了国家的认可。担任审查的原子能安全•安保院也是即将要撤销的。换句话说,由制造了核能安全神话、弊端丛丛的机构转动了核电站重新运作的齿轮。
東京電力の原発が昨日で全部止まり、残る稼働中は北海道の1基になった。このままゼロにするか再稼働か、軽い分かれ道ではない。稼働ゼロの体験を確かな一里塚にしたい。関係者は引退するが、子らの将来は続いていく。
东京电力公司的核电站昨天已全部停止运行,现在全日本仍在运作的核电站只剩下位于北海道一个。就这样让全部核电站停运呢,还是让其它核电站重新运行,这不是个可以轻松选择的三岔路口。我希望能走一段核电站0运转体验的路。相关官员可以引退,但我们子孙的将来是要持续的。