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『天声人语』2010年0204早春赋
时间:2010-03-14 20:40:16  来源:咖啡日语原创  作者:华南虎

100204早春赋

唱歌の「早春賦」にいささかの思い出がある。小学校の音楽の時間、女の先生が「今日から季節が変わって、この歌が歌えるのです」とオルガンを弾いて美しい声を聞かせてくれた。自分もお好きな曲だったのだろう。四十数年前の、おそらくは寒かった立春の日である。

  提起音乐课本上的《早春赋》,我还有一段小小的回忆。小学的音乐课上,女教师说:“从今天起,季节要发生变换了,可以唱这首歌了”,说完她就弹起了风琴,并唱起了美妙的歌声。估计她自己也很喜欢这首歌。说起来这已经是四十多年前,一个好像很冷的立春之日的事了。

春は名のみの……の歌詞は難しかったが旋律は心に残った。様々に歌われる曲だが、女声コーラスが一番ふさわしく思われる。独りのハミング、低唱もいい。知らず知らず口をついている。もしこの歌がなかったら、春待つ季節の唇は随分さみしいことだろう。

  “春天尚徒有其名……”,当时觉得歌词有些难懂,但旋律却从此留在了我的心中。这首歌有多种唱法,一般认为最适合于女声合唱。独自哼唱、低声吟唱也不错。不知不觉间歌声就会脱口而出。要是没有这首歌,那么在等候春天来临的季节里,我们的口舌将会十分寂寥吧。


きょうは立春。とはいえ名歌そのままの、名ばかりの節目である。強い寒気が流れ込み、日本海側は雪が降りしきる。太平洋側も冷たい風が鼻の先を抜けていく。それでもきょうを境に、冷え込みも「余寒」と呼ばれるようになる

今天是立春。不过正如那首名曲所唱的那样,只是个徒有其名的转折点罢了。强冷空气袭来,日本海沿岸大雪下个不停。太平洋沿岸也是冷风嗖嗖地从我们的鼻尖刮过。可尽管如此,今后的严寒就要被称作“春寒”了。

二十四節気をさらに分けた七十二候では、いまごろが「東風(はるかぜ)解凍(こおりをとく)」にあたる。中国唐代の大詩人、白居易にも一節がある。〈池に波紋有りて氷尽(ことごと)く開く/今日知らず 誰か計会(けいかい)するを/春風春水一時に来(きた)る〉

  二十四个节气又细分为七十二候,眼下正值“东风 解冻”。中国唐代大诗人白居易有这么几句诗:“池有波纹冰尽开/今日不知谁计会/春风春水一时来。”


池の氷が解けてさざなみが立つ。いったい誰が計らったのか、春風と春水が一緒に来るようにと――そんな意味だという。冬の中から約束を果たすようにやってくる春。自然の摂理へのおおらかな畏敬(いけい)を詩人はうたう

  意为:池中的冰化开后微波荡漾。春风、春水一起来到,这一切到底是谁安排的呢?寒冬之中,春天如约而至。诗人表达了对大自然的这种运营安排的无限敬畏。

氷がとけたら何になる? テストである子が「水になる」ではなく「春になる」と答えたという話は、虚実はおいてほほえましい。早春賦の恩師ならマルをもらえるような気がする。春よ来い。

冰化了变作什么?据说曾有一个孩子在考试时没有回答说“变成了水”,而是说“变成了春天”。是否真有此事暂且不论,至少能让人发出会心的一笑吧。如果考官是教我们《早春赋》的那位老师,估计一定会给他画个圈的。
  春天,快点来吧。

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